映画

ウディ・アレン「To Rome with love」

標題が原題なのですが、これの邦題が 「ローマでアモーレ」。 なんかセンスの欠片もないというか、 センスのない団塊世代を呼び寄せそうな題でがっかり。 とはいえ、内容は大満足。 4組のカップルをオムニバス形式で交互に描いている。 ところどころ往年の「…

ユロ的生活

「僕の伯父さん」で有名なJacque Tati。 彼はフランスの名家の出身だが、キャバレーで形態模写などをして、 喜劇映画人となった人だ。 だからこの作品には「奇妙な仕事をして家の名を汚してくれるな」 などの家族との葛藤を描きつつも、 自由放埓でこだわり…

ハムスター

http://www.narinari.com/Nd/20100213081.html 全米ではハムスターの玩具が大ヒットだそうな。 ふーむ、本物のハムスターか、それ以上の動きで 楽しませてくれて、 しかも車やスケートボードに乗せるキットもあると。 これはほとんど虐待ではないかw しかし…

誘拐犯に気をつけろ

「マイ・ボディガード」(原題 Man on Fire) 始めはただのバイオレンス物かと思った。 次にドライビングMissデイジー的なヒューマン・ドラマかと、 思いきや、誘拐そのものが主題だったと。 そして最後のクレジットで実話を元にしていると分かった。 監督は…

Ed Wood

邦題「エド・ウッド」1994年製作、監督ティム・バートン、 主演ジョニー・デップ。 この作品を中学生のころから今日まで5回ほど、 ケーブルテレビで観た。 はじめの2回は退屈だが、なぜか観てしまった。 次の2回は大分、引き込まれて面白いと思った。 そして…

実写版ヤッターマンを観たよ

かつてのヤッターマンには漫才の掛け合いのようなのりがあった。 しかし劇場実写版は全体に白けている。 三悪が全く三悪らしくないのだ。ただヤッターワンに第三者を乗せてあげるスペースが 全くない点を突いた描写は大変面白かった。

タチヨン必見

フランスの映像作家兼俳優、 ジャック・タチの「ぼくの伯父さん」の家具を、 再現して販売した会社のサイトに、 邸宅のセットまで再現した時の動画がある。 http://www.domeauperes.com/tati/index.htm 素晴らしい仕上がりだ。 惜しむらくは、あまりに出来が…

真希波・マリ・イラストリアス

このキャラクターは初登場のっけから、 さも古参かのように堂々とした態度で、 説明くさい台詞を吐き、 しかも古い歌謡曲を唄いながらエヴァを操るという、 非常にふざけた人物である。 そもそもシリアスな展開の中で The BeastのようなBGMではなく、 昭和の…

ヱヴァンゲリオン破

すべりこみセーフで劇場へ。 オリジナルに対するパロディ部分など、 面白いと思ったところも多々。 しかし、これを見て庵野監督は もう大人になってしまったのだと痛感した。 私は未だにATフィールド全開なので、 これはある意味辛い。

スターウォーズに見る魔

この物語の要は、アナキンに魔がさした点である。 つまり、R2D2とC3POの原型が「隠し砦の三悪人」であるとか、 ジェダイを時代からもじったとか、 そういう日本性は問題ではないのである。 むしろ、この「魔がさす」という観念を 中心に持ってきたことこそが…

不思議の国のアリス

http://wiredvision.jp/news/200907/2009072720.html ティム・バートン監督の新作、楽しみだ。 元々の作品には偽海亀など時事ネタが満載で (当時、牛を使って海亀スープの缶詰と偽った商品が あったとのこと)、 アニメ版などではそういうところはカットさ…