不思議の国のアリス

http://wiredvision.jp/news/200907/2009072720.html
ティム・バートン監督の新作、楽しみだ。


元々の作品には偽海亀など時事ネタが満載で
(当時、牛を使って海亀スープの缶詰と偽った商品が
あったとのこと)、
アニメ版などではそういうところはカットされている。


今作では鏡の国のアリスやその他ルイス・キャロルの作品の
要素を色々取り入れているらしいので、大変期待される。
とはいえ、時事ネタや身辺ネタはやはりカットされるであろう。
また製作が今度もディズニーというのが面白い。


しかし予告トレーラーを見た所、
ディードルディーとディードルダムなど、
造形がCGっぽすぎる気がする。
チャーリーとチョコレート工場における、
ウンバ・ルンバのような不気味さが足りない。
しかし、まぁディードルディーとディードルダムに
素でそっくりな俳優を引っ張ってくるのも
勇気のいることだろう。
というか、探せばいそうだから怖い。


問題点はアニメによる旧作の印象があまりに
美しく、楽しすぎて、
それといかに差別化するかということだろう。
その点、「かのいかれ帽子屋」をジョニー・デップ
どう演じるのか気になるところだ。
どうしても旧作のイメージで想像してしまい、
またああいう個性を期待してしまうので、
がっかりするかもしれないという気もする。


まぁそれがあるからディズニーにしか
再挑戦ができないということだろうか。