誘拐犯に気をつけろ

マイ・ボディガード」(原題 Man on Fire)
始めはただのバイオレンス物かと思った。
次にドライビングMissデイジー的なヒューマン・ドラマかと、
思いきや、誘拐そのものが主題だったと。
そして最後のクレジットで実話を元にしていると分かった。


監督はトニー・スコット
かのリドリー・スコットの弟。
内容はメキシコにおける誘拐の実態。
警察も信用できない、富裕層は誘拐保険に入り、
ボディーガードを雇うのが常識の世界。


日本の治安が悪くなっているといっても、
これに比べたら本当に安全そのものである。
ロンドンのフラットメイトなど、
ショッピングモールの中ですら強盗に遭ったとか。
とはいえ、イギリスは警察組織がかなりしっかりしているので、
CCTVという無線カメラや警察官がいる場所では、
せいぜいスリくらいしか起きない。
メキシコは本当に怖いですね、とびびった一作。