日本のスポーツマンシップ

日本にスポーツマンシップは無い。
例えば教育現場における体育や部活において、
優遇されるのは独創性や実力に欠けていても、
教師や先輩に必死についていき協調する凡人だ。
独創性や実力、骨格に優れていても、
独立独歩精神であると意図的に出来ないことにされて、
排除される。


オリンピック熱を煽るのは、TV業界を中心とした
商業主義だから仕方ないが、
そこで如何にも実直な凡人たちがイコール、スポーツマンシップ
有しているかのような描写は不正確だ。


先だってのワールドカップを見て分かる通り、
日本のスポーツ界は完全に衰退の一途だ。
それは先進国も新興国も、
皆、実力主義と論理性で挑んでいるのに、
日本だけ勘違い実力主義(=馴れ合いスポーツごっこ)という、
勝手なパラダイムで自己完結しているからだ。


しかしいけないのは、それを見る国民全般も、
完全にそういう感覚を共有している、負の協調大国で、
全くそうした実態、失態を論理的に批判しないことだ。
このまま誰もワールドカップ大敗を語らず、
なかったことにするのか?
そして同じ失態を繰り返すのか?
そうしていたら、日本は先進国の地位を失うだろう。