家族の在り方、家業について

僕は中学生くらいからの持論で、
家族というのは大家族に戻っていくだろうと考えていた。
その理由は以下の通りである。


世の中はオートメーションが進み、
現在、すでにその機能をコンピューティングによって
取って代わられつつある営業などの仕事が、
なくなっていくであろう。
そうすると自然と失業者が溢れかえり、
生活レベルを下げることになる。
その時に始めて核家族が不経済であることに気付くのだ。
また大家族において、家人のそれぞれが機能を負担して、
分業体制で生活することは合理性だけでなく、
精神的な安定にもつながるのである。
なんとなれば、少なくとも家においては、
「自分は必要とされている」という充実感を得られるからである。


また、仕事に関しては、それぞれの家に代々相応しい仕事に
戻っていき、多くが農業に戻ると主張してきた。
現在の就農というのは特別農業に興味を持った
都会の青年における考えだが、
そうではなく、もっと自分のルーツに向き合う形での、
農業への回帰が起こるのではないだろうかと思うのだ。


以上、私的備忘録でした。