NHKは健全か?

クレヨンしんちゃんの作者、臼井儀人氏が失踪とのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090916-00000514-san-soci
この件にからめて「犬丸りんと同じではないか」という
まことしとやかな噂も。


さて、それで犬丸りん氏のことを考えていたら、
敬愛する唐沢なをき先生の
NHKマンガノゲンバ」取材拒否の件が思い浮かんだ。


犬丸氏の遺書には「仕事のことで悩んでいた」
Wikipediaよりhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E4%B8%B8%E3%82%8A%E3%82%93
とあった。
そこに今度の、NHKがいかに自分の思惑のみで、
作家性を無視した態度で接してきたかということを
併せて考えると、なんとなくつながるものを感じる。


もしNHKが犬丸氏に対しても、
作家としての意図やオリジナリティを無視した
版権利用や発言の強要をして、
犬丸氏の心に傷をつけていたとしたら、
これは非常に大きな問題である。
そしてそれは、唐沢氏の件を考えると、
十分ありそうである。
老害ひしめく旧態依然とした組織に、
個性を潰すための意図的な圧力はありがちで、
今まではそれが主流派として黙認されていた。
しかし21世紀の新秩序の下では、
そういう圧力は全て罰せられ一掃されるべきである。
少なくともパワハラなど法の裁きの
及ぶ限りは実効的に暴力の芽を潰すべきなのだ。