孤独を埋めるツール

http://www.asahi.com/national/update/0826/TKY200908260399.html
これは万引きの動機の記事だが、
老人の孤独についてちょっと思った。


ニコ生における技術者フォーラムか何かで、
これは擬似AIだというような話を聞いた。
私なりの解釈だが、
主体的ユーザーはむしろ放送主であり、
コメントユーザーが本来AIなどを使いたいところを
補っているわけである。
そのフォーラムでは、ゆくゆくは歩きながら撮影する動画に、
ナビゲーションが自動表示されるような、
そういう技術の初歩であるという話だったと記憶する。


そう考えたら、孤独な老人こそ
ニコ生で配信をすればいいのではないか。
馴れ合いでもいいし、喧嘩放送でもいいではないか。
老人の喧嘩放送、見てみたいという私は
悪趣味かもしれない。
しかし若者がいきがって虚勢を張っている放送より、
老人がいきがって虚勢を張っている方が、
エンターテイメント性があるではないか。
しかも当人も寂しさが紛れて一挙両得と思う。


ニワンゴはせこいプレミアム制度より、
EeePCをお年寄り仕様にして、
買って起動してすぐに配信が出来るようなパソコンを
販売すればもっと儲かると思う。
その付加価値分として10万くらいで売りつけても、
お年寄りは買うのではないだろうか。


こういうと老人から法外に搾り取れという響きを帯びるが、
技術料としては妥当ではないだろうか。
元々パソコンユーザーというのは
何でも自分で調べて自分で解決が基本だったのが、
ネットで無料で教えてもらうような流れになってしまった。
しかし、教える側がどれだけ時間と金をパソコンに
つぎ込んでそのレベルに達したか考えれば、
努力せずに高度なことをしたい人に、
その分うんと水増ししたパソコンを売りつけて、
それをサポートするというサービスが
本来であるはずだ。