ドロンジョの素顔

mixiにてタイムボカンシリーズ
ドロンジョへのインタビューと題する記事が
掲載されている。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&id=932354


これを読む限り、新作にあたってドロンジョのキャラクターは
かなり変えられていると感じた。
というのは、ヤッターマン全話及び劇場版2作を通じて、
ドロンジョ人間性というのは十分提示され、
固まっているはずのものが、
このインタビューとは違うからだ。
人は変わるものとはいえ、
永遠のマンネリズムがテーマのタイムボカンシリーズで、
そりゃないよという気持ちである。


すなわちドロンジョ、いやさ、ドロン子は
「スカ、セコ、ボケ、コケ、ドンが好き。
おバカなお利口さんが、いいわぁ。」
という唄のとおり、
社会の荒波、ドクロベーの理不尽さに
踏みにじられながらも楽しげに道化をやれる、
わざと身を呈して爆発に巻き込まれていける、
そんな男が好みなのだ。
タツノコプロはその辺をどう考えているのか。
苦節35年かけて醸造されたドロン子の
パーソナリティーを大事にしてもらいたい。