岡田斗司夫:プロダクション方式

岡田斗司夫氏のFREEexは、
初めは素晴らしい企画に思えたが、
蓋を空けてみると単なるプロダクション化なのではないだろうか?


秋元治氏のこち亀などを見ても分かるが、
人気故にプロダクション化するわけだが、
絶対に魅力がなくなるのである。


なぜ魅力がなくなるかというと、
結局、当人の煌めきで作っていたものを、
他人、それもサラリーを貰おうという凡人、
が担うので、要は質が低下するのである。
(FREEexはむしろ社員がサラリーを払うのだが、
それは岡田氏にあやかろうとする凡人という点で、
払おうが貰おうが変わらない。)


某番組で岡田氏は自著について、
FREEexになってからの出版物は
かなりの部分を社員が書いていると言及していた。
そして現に社員が書いているブログの内容を見ると、
なんというか素人の作文といった具合だ。


個々人としては、それなりに知識や経験があるのかもしれないが、
岡田斗司夫水準から比較してしまうと、
どうしても見劣りするのであり、
それを岡田斗司夫ブランドとして使うと、
これは要するにプロダクション化による、
品質の低下としか言えないのである。