2009-09-20 気持ちが暗くなる 生活 「鹽壺の匙」(車谷長吉著、新潮社刊) ここに作者の生家の話が色々あるということなので、 楽しみにしていたのだが、 収録されている「萬蔵の場合」があまりにも暗すぎて、 なんだか読んでいるだけで気持ちがくさくさしてくる。 おそらく著者の恋愛体験を基にした、 セミフィクションなのだと思うが、 著者に悪い意味で共感できる部分が多すぎて、 読んでいて辛くなってくる。 一旦、保留してもっと明るい笑えるようなものを 読もうと思う。