セクハラしちゃ駄目パンダ

その変なドラマの中でセクハラシーンというか、
レイプなのか??的、よく分からないシーンがある。
法的にどうなのか、ジェンダー的にどうなのか気になる。


ある若手の女性下着デザイナーが斬新な案を考えた。
ライバルの男性デザイナーが妨害工作の果て、
魔法使いに邪魔されて仕方なく抱き込もうとする。
それでちょっと嗤っちゃうんだけど
「やめて・・・」
とか言いながらどんどん脱がされちゃう。
胸がはだける寸前で魔法使いと、
相思相愛の男性が助けに入って終わり。


当然、これはレイプよ、みたいな話になって、
両陣営もめます。
でも、これが男だったらどうなる?
ライバルの女性に誘われて、
「う、駄目だ、誘惑に、負けちゃ」
とか言いながらベッドに引きずりこまれて、
全てが済んだ後で
「ひどい、レイプとセクハラで訴えますからね」
ということにはならないというか、
周りが絶対認めないはずだ。


それが女性となると、
ベッドに引きずりこんじゃったら、
完全にレイプで、
男性は懲役すらくいかねないだろう。
PTSDとか言い張られたら、
賠償額もとんでもないことになるだろう。


なんだかぜんぜん男女同権じゃない気がするんだが。


ちなみに「いやよいやよ」と言いながら、
最低限の抵抗すらするかしないかといったいい女、
そういう話が山上たつひこ氏の短編に確かでてきた。
あれも嗤っちゃったけど、
これもそうとうひどかった。
抵抗しろよって話ですよ。
まんざらでもなかったのか?
それは彼氏未満の男性も口きいてくれなくなるわ。


それにしても、この女性キャラクターは
全編通して魔法使いのおばさんに、
まぁ同僚なんだけどね、
色々面倒を見てもらうんだが、
こういう奴はいけてるグループにいれてもらえることになると、
絶対おばさんを裏切るぜ。
もう目つきからして、こういう奴がいた。
それでちょっとでもいままでの仲間より
優位に立てると思うと異様に判断が早くて、
次の日には友達じゃないって顔してる。
でもグループを替えたから自分の資質も変わるというほど、
都合よくはいかないと馬鹿なりに気づく。
そしたらそしたで、そ知らぬ顔で
友達に戻ろうとする厚顔無恥で人を馬鹿にした奴。


でも小人症の俳優をわざわざ使うってどういう意図?
ドワーフとイメージを重ねてるのかな?
まぁ全話見たわけではないから、わかんない。
多分、第一話とかで分かるんだろうけどね。
でもこっちはとにかくドワーフとイメージが重なって、
とてもポジティブな気持ちでは見れない。
すごいブラックユーモアだなwwwって感じで。
まぁある意味面白いんだけど。
次の番組は日本でも人気の「アグリーベティ」。
下着メーカーとかファッション雑誌とか、
そんなんばっかり。
全く男性視聴者を考慮しないってどういうことだよ。
これも一種のセクハラじゃないか?