こち亀のダイナミズム

こち亀の何がいいって、毎回色々破壊されることだ。
破壊-想像-破壊-想像の連鎖だ。


香取慎吾演じる両津といのは、ちょっとどうかと思うが、
それはそれとして実写ならではの遊びをやってもらいたい。
たとえば懐かしの野球盤で遊んでいて、
いんちきの通用しなくなった両津が最後は頭に来て、
野球盤をバットで粉砕してしまうエピソードがある。


薀蓄物や建物が焼失するエピソードなどなら、
配役はともかく観てみたいものだ。
逆に下町情緒だとか、両津とマリアのエピソードなどは、
マンガの完成度が高すぎて、
なかなか実写で満足いく作品には
ならない気がする。


できればラサール石井主演で観たかったが、
ジャニーズ強しというところか。
残念。
しかし銀二として出すあたりは制作側の良心か。
放送開始が(ある意味)楽しみだ。