ノートPCかUMPCか

海外での使用と日常のモバイルを兼ねる場合、
ノートPCとUMPCの一長一短が気になる。
ノートPCはCore2Duo搭載にして、
メインPCと同程度とほぼ同じ環境を
外でも再現できるので海外に滞在するときは助かる。
しかし、それもブロードバンド環境がなければ、
あまり意味はない。
逆にブロードバンド環境さえ整っていれば、
UMPCで十分ということも多々ある。


例えば、ウェブサーフィン、ニコ生視聴、
fring、オフィスのみで割り切れるならば、
UMPCが絶対に得だ。
何せ4万円前後で買えるわけだ。
Core2DuoのノートPCが安くとも8万円ほどすることを
考えれば、4万円は浮くわけで、
それを海外での回線費に当てても十分お釣りがくる。
しかし、長期滞在となると逆に心許ないのが
UMPCだ。
何せAtomである。
また実機に触れると質感のチープさは明らかだ。
とはいえ、バッテリ稼動時間の長さが
Atomのおかげなのも事実だ。
Core2Duoは超低電圧版でも5.5Wで
AtomN270は2.5Wである。
結局何でもできるノートPCというのは、
モバイル性が極めて低い。
おそらくオフィス内でデスクから会議室に
移動する間とか、その程度しか役に立たないだろう。