ローシャッハテストって

就職試験で時々受けさせられる。
一般的な心理テストも含めての話だけど、
企業にそこまでする権利があるのだろうか?


近年、心理テストの信憑性はどんどん高まっているらしい。
ということは赤裸々な深層心理を、
企業にさらけ出しているということだ。
例えば欧米などには大学名などのプライバシー情報は、
差別を防ぐために明記しなくても良いという流れがある。
差別の定義は、不当な区別行為だ。
これは差別の問題だけでなく、
プライバシーそのものの問題だ。
例えば、潜在的に反社会的であるなどの結果が出た場合、
それは本人にとって就職試験の枠を超えて不利益が
出るであろう。
逆に企業にとっても、そのような結果を目にしておきながら、
就職試験の範囲でしか扱わずに放置して、
その人が重大な犯罪を犯したときに責任が問われない
ということはないはずである。


ということは心理テストなどするべきではないのだ。
就職試験はあくまで実践的な能力検査にとどめるべきで、
精神の深淵を覗こうとしてはいけない。