虚像の向こう側にあるもの

ある程度までの会話というのは、
直接でもいいし、一対一のショートメッセージの押収でもいいし、
別に不特定多数のうちの一人として言葉を一方的に
投げかけるのでもいい。
ではそこからもう一歩踏み込んだ会話を求めるというのは
どういうことなのだろうか?


直接会って、二人で話をする時に重要なのは、
物理的にその相手を占有できるということだ。
つまり虚像の相手に会いに行きたいと思うということは、
物理的にその対象を独り占めしたいという、
むき出しのエゴなのである。