こんな時間になんですが

こんな時間だからこそ、何とはなしに、
なぜ自分はかくも人を愛せないのかと考えてしまう。
人を愛せなくなった道のりというのを漠然と整理してみる。


乳児期:自分だけの世界。全肯定。
幼児期:世界に対する違和感。社会性の萌芽。
少年期:周囲からの非難。生活時間の6割は
    他者からの否定。
青年期:周囲を遮断。仮想的社会性の確立。


つまり本質的には愛されたいのだ。
しかしその愛されたい欲求が並大抵でなく強いので、
それを無き物が如く抑えつけ隠さなくては、
正気で生きていられないのだ。
それゆえ、好きな異性の前であるほど、
自分を抑えてしまう。


しかし自分を抑えつけるというのは何かにつけて不利益なのである。
単に異性交遊の問題だけでなく、
友達づきあいやビジネスの駆け引きにおいて、
よりリラックスして自分の流れを保てるほうが、
少なくとも根本的な素養があるならば、
絶対に有利なのである。
目下の課題は自分を素直に愛し、
周囲の信頼を信じるようにすることである。