発言に対する信用−すごろくや

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100210-00000070-zdn_n-sci
この記事の内容がひどい。
要するにツイッターのフォロワー人数を一人一円として
代金を割り引くというキャンペーンについて、
実際に高額な商品を無料で貰っていってしまうなどというのは
「大人気ない」のでありえなくて、
せいぜい1000円前後の割引を受けて、
それに併せて何かを購入すべきだということだ。


良識や遠慮というものは当人の心の問題であって、
なんでITmediaだのYahooだのから言われにゃならんのかと。
しかもこの記事には当のすごろくやも協力しているのだから、
つまりはすごろくやが、
「そうは言ったけれども一人1000円程度が当たり前でしょ」
と言っているのと同じことである。
だったら始めから豪儀な事を言わずに、
上限を定めてこじんまりとやればよかったのである。


なにより不愉快なのは他人から
「こういうのは大人気ない」「こうするべき」などと、
押し付けられることだ。
よほどのことであったら裁判所にて、
どちらの主張が妥当か決めてもらえばいいことではないか。
0円といったら0円だし、
リスクが怖いならそんなキャンペーンを
そもやるべきではないのだ。


ちなみにこの記事のキャンペーンはすでに終了している。
それでは何か?
今後こうしたキャンペーンがあっても、
条件どおりに高額な割引を受けようなどと思うなという意図の
記事だったのだろうか?
企業側は利用規約や約款で利用者を縛っておいて、
自分たちは言ったことを守らなくてもいいようにしようとする、
あまりに卑怯な作戦である。