理想の結婚相手とは

結婚の効用
・税制、子供手当
・社会的信用
・政治的つながり、強固なコネクション
これらから、結婚に恋愛感情は必要ないのではないかと
考えるのは心が貧しいからだろうか。


結婚の弊害
・一度決めたら相手を替えにくい
・家族サービス、親戚づきあいなど個人的時間が激減する
つまりこうした制約があってもなお、
そこから得られる利益が上回る場合にのみ、
結婚という選択肢は有効なのである。
純粋に恋愛感情のみであれば同棲で十分であり、
収入や相続する財産が十分あれば、
そのまま子供を持っても不都合は少ない。


結婚を選択する場合
・上述の利点が必要である
・どうしても結婚したい、自己満足
・自分を苦しめたい被虐願望
人はなぜ結婚という選択肢をとって、
後に後悔するのか。
そこには本能もしくは社会性による、
衝動的欲求が大きく寄与しているのではないか。
私のように「結婚の効用は・・・」と考えて結婚するような者を、
人はろくでなしと呼んだりもする。
しかし、せめてそういう感情と合理主義を同列に考えた場合、
大きなリスクを孕んだ結婚をする理由は、
何らかの利益に他ならないと思うのだ。
では純粋に功利的に相手を選んでよいのだろうか。
否。相手を替えにくい、理想を言えば生涯添い遂げるのが、
結婚の本来であるとすれば、
一生、一つ屋根の下で共同生活を営むに足る相手でなければ、
いけないであろう。


以上の考察より私が達した結論は、
異性の親友と結婚するのが一番ということである。
ただし、どういう子孫を残したいかなど、
子供という要因も含めるとその限りではない。