山田20号
コンセプト的に「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
(秋本治著、集英社刊)98巻の「インターネット駄菓子屋」は
極めて先駆けていた。
このエピソードにでてくる低価格コンピュータ、
山田20号と、その専用OSインドーズ95億。
価格はゲーム機と張り合える29,800円と
EeePCを先取り。
叩いた衝撃で入力するユーザーインターフェースは
加速度センサーを採用したiPhoneやWiiを先取り。
技術的にもマーケティング的にも、面白い予見なのだが、
検索しても全くヒットしなかった。
なんとなくググレばなんでも分かるような気がしているが、
インターネット的空白というものが存在すると思う。
現在のこと、および過去の重大な情報については、
逐次情報がアップデートされている。
しかしちょうどインターネットが大衆化し始めたころの
情報というのは意外とネット上にないようだ。
このあたりを今のうちに補完することは、
ネットユーザーの使命なのではないか?