首相批判、大変稚拙

http://www.asahi.com/politics/update/0417/TKY200904170336.html
この報道の仕方は、プロ云々以前に、大人としてどうなのか?
一国の元首、しかも自国の元首に対して、
このような言葉尻をとって批判するようなものは。
しかも別段の考察は書かないで、いかにも
「私たちは決して批判などということではなく、
実際の発言をそのまま活字に起こしただけですよ」
とうい浅い好戦性が透けて見える。

麻生首相自身の個性に対する攻撃としか思えない。
北方4島の問題については今に始まったことではない。
あれだけの資源の宝庫であっても、
およそ想像力というものはことごとく一笑に付す
日本人性が先見の明のある人をことごとく排除し、
無個性で試験勉強しか取り柄のないような人間主導の
日本政治は弱かったころのロシアに譲ってしまったのだ。
いまや脅威として十分な力をつけたロシアが
返すわけがないのである。
貴重な資源、天然ガスを本来なら自国領土であるはずの
樺太から輸入している責任は日本国民全員にある。

ストレスに満ちた現代社会で誰もが攻撃の矛先を捜している。
麻生首相はそういう意味で被害者だ。
金満家、いい気になっているという目で見られて批判されるが、
今の日本経済があるのは高度経済成長期に
外貨を稼いだり輸送網を築いた企業があるおかげなのだ。
そうした経緯の元、麻生首相に財産があり、
それを使ってホテルのバーで友人知人と会おうがどうしようが、
個人の自由ではないか。
集団でよってたかって個人的な行動を批判するというのは、
国政対マスコミというだけでなく、
地域社会などにもはびこっている日本の旧弊である。