若輩者という免罪符

私は大学くらいから
「私は若輩者ですからw」という
なんとも慇懃無礼で、調子のいい免罪符を片手に生きている。
こういうことを言う人間に、
若者らしい純朴さや熱意はない。
もはや言葉のレトリックを頼りに、
卑しい自尊心を守ること自体を目的に
虚しさを隠して生きているのだ。