ドラゴンボール恋愛論

あるMADをみていてふと思った、
ドラゴンボールにおける結婚のカップリングの話。

悟空は結局チチと結婚。
ブルマは飲茶と付き合った後、ベジータと結婚。
悟飯は戦士というよりは芸能人の娘、ビーデルと。

なんだかんだで家庭環境や社会的立場が
それなりに合った相手との
現実的な結婚である。
鳥山先生は言わずと知れた愛知県民。
前々から愛知県民は恋愛至上主義より
合理性を結婚に求めると思っていたが、
そのとおりなんじゃないのかってw


特にブルマに関しては実に人間模様が素晴らしい。
若くて夢を求めて旅に出て、チンピラというか
盗賊の飲茶と恋に落ちる。
しかし都会に出てきて飲茶が芯の定まらない、
お調子者の田舎者であることが露見。
これを捨てて、天涯孤独の元王族、
ベジータ王子と結婚するあたり大変好感が持てる。
田舎者はそういう場合、
微妙な立場の人間を見捨てるというか、
見てみぬ振りでやりきる。
しかしブルマは富豪で先端科学を牽引する家の出、
往時の人物で言えば白州正子的立場と言えよう。
そういう女性は「この人」という男と出会ったら行動が早い。
こうした恋愛感覚を是非見習いたい。