21世紀サイバー社会で仲間はずれになるタイプ

現代社会で、とりわけサイバー社会で仲間はずれになるのは、
発言者がある程度、区別できるチャットにおいて、
馴れ合い的発言をしないタイプだ。

過日、USTREAMで体験した話。
それまで和やかにチャットしていたのだが、
急に私の発言に対し「シラーッ」などの
敵対的発言をし始めた人物が出てきた。
その人物は、近頃その放送に常駐し始めたユーザーだ。
はじめはなぜ、そのような反応を受けるのか
全く分からなかった。


しかし
http://wiredvision.jp/archives/200004/2000040703.html

インテル社の販売マーケティング部門責任者であるマロニー氏は、
数年以内に、自分の携帯電話から電子メールをたくさん
送らないようなティーンエイジャーは友だちができなくなる、
と予測する。
という記事を読んで合点がいった。


つまり、人と人が一見疎遠になった現代社会において、
サイバー社会で人々が求めるのは
生暖かい馴れ合いなのだ。
いちいち「こんにちは」「さよならノシ」などの
一見無駄に見える発言をしてもらえないと
傷ついてしまうユーザーが増えているのだ。
私は正直無駄なトラフィックを増やしたくない、
無駄にログを膨らませたくないという気持ちから、
2chニコニコ動画のようにスレ主や生主に対する
挨拶以外は、いわゆる挨拶はしないようにしている。
件のUSTREAMでもニコニコからの流れだったので、
そういうつもりでいたら、傷ついたユーザーがいたということだ。

サイバー社会で仲間はずれになるタイプとは
私のように殺伐とした場の空気を愛するタイプだ。
逆に愛されるのは生暖かい馴れ合い、
しつこいくらいの馴れ合い、
泥臭さを泥臭いとも思わないタイプなのだ。