虚しいストレスフリー生活

人との接触が少ないことはストレスが無くてよい。
しかし、いざ一切合財のストレスを排すると、
なぜか虚しさを感じる。
これは寂しさかもしれない。
恐らくは社会的生物としての本性が、
孤独でいてはいけないと呼びかけているのだろう。
そういう気持ちを上手く御して、
社会性に於いても内的精神性に於いても、
充実を感じられる人はいいだろう。
しかし、一方が充実すると、片方が悲鳴を上げる人には、
これはどうにも生きていること自体が辛いという
悲惨な結論に達してしまう。
それでも生きていかざるを得ない、というのは、
筋肉少女帯大槻ケンヂの言葉である。
ごもっとも。