歪み無い自我

発声練習
http://d.hatena.ne.jp/next49/20090222/p2
にて大変興味深い記事を読んだ。
自分で自分を評価できないと表現者になれないというのはグサリとくる言葉だ。

的外れで独りよがりな自画自賛とは違う、有意な価値判断を自分で自分に下すなど可能なのか?
まさに自分との戦いということだろうか。
自分に厳しく孤独に頑張ってきた事を、ひょんな事から他人から褒められるととても嬉しい。
逆に、自分でもよく考えのまとまっていない事に関して決断を求められて、相手のペースに引きずられて発言を二転三転させていると、自分でも嫌だし相手からの軽蔑も感じて非常に不快だ。

ニコニコ動画では現在「歪み無い兄貴」が人気で、ちょっと前までは「人として軸がぶれている」が人気であった。
このことは、「自分は精神的背骨ができていない」と感じている人が多いということかと思う。
こんな世の中になったのは文部科学省のせいだ。そうにちがいない・・・