備忘録「彼の名前はピグマリオン」

オタク談義において「ピグマリオン」が出てきたことがある。
綾波レイに代表される「機械少女萌え」は、遡ればギリシア神話
ピグマリオンのと同じであるという話だ。
ピグマリオンは自分の理想の女性を彫る。
非常に美しい女性像を造り、それに恋をしてしまう。
アプロディテの力でそれに命を吹き込んでもらうが、
命を得たその女性は美しすぎてゼウスに奪われてしまうというのが、
ピグマリオンの物語。
綾波レイ長門有希のような感情を表に出さず任務を忠実にこなす
美少女に萌えるオタクはいわばピグマリオンと同じであるということだ。

このことはオタク最前線の議論において非常に分かりやすい
導入になるので度々引用したいのだが、
どうしても「ピグマリオン」という名前を忘れてしまう。
アキレウスアリストテレス?ヘパイストスじゃないし。
という具合に思い出せない。
しこうして、ここに記録しておく。