仕事がビジネス化しかねない

http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY200903200016.html
こちらの記事によると日弁連の基本方針は
「弁護士はビジネスライクではいけない」ということらしい。

まぁ弁護士の社会的役割、存在意義、法的根拠を考えると
確かに利益最優先ではいけないかもしれない。
某国のように弁護士が率先して係争を誘発するのに
反対というなら立派なことだ。
しかし実態としては
「食いっぱぐれない為」「社会的地位が高い為」など、
ビジネスの為に弁護士になる人の方が多いのではないか?
これは資本主義を国是とする日本、
労働の義務のもと自分の食い扶持は自分で稼げという日本において、
至極当然ではないだろうか?
それなのに「ビジネス化してはいけない」というのは不可思議。
しかも実際に規制の対象になっているのはカード利用である。

カード払いは、どんどん普及している。
今や100円200円の支払いにもカードを使うのだ。
消費者側からすれば現金や振込みで払うのと
認識も実態もほとんど変わらない。
より便利で得であるという以外は。
カードを健全に利用できるかどうかは使う側の問題で、
日弁連に指導してもらういわれがあるのか?
むしろ、リボやボーナス払いでなんとか依頼できるという
依頼者もいるのではないか。
本来を言えば、社会的弱者にこそ優秀な弁護士が必要なのである。